ハーバード・イノベーション・ラボが同窓生主導のベンチャー企業を発表

ハーバード・イノベーション・ラボは、Launch Lab X GEO(LLX GEO)に22社のスタートアップを受け入れたと発表した。アクセラレーターは、ハーバード大学の卒業生が主導するベンチャー企業を世界中から集め、現実世界に影響を与える持続可能で破壊的なビジネスの構築を支援するための9ヶ月間のプログラムである。

「患者や医療従事者のために手術をより安全にすることから、レストランをマイクロ食料品店にすることまで、今年のLaunch Lab X GEOコホートに参加したベンチャー企業は皆、何百万人もの人々の生活を向上させる可能性のあるソリューションを生み出すため、驚くべき創意工夫をしてきました。」と、ハーバード・イノベーション・ラボのブルース&ブリジット・エヴァンス取締役、Matt Segneri氏は述べている。また「ハーバード・イノベーション・ラボのチームは、グローバルネットワークのアドバイザーや専門家とともに、製品やサービスを洗練させ、チームを拡大し、顧客基盤を構築するための次の大きな一歩を踏み出す各ベンチャーと一緒に仕事ができることに胸を躍らせています。」と語った。

6月にLLX GEOアクセラレーターを発表して以来、ハーバード・イノベーション・ラボには、世界中の同窓生主導のベンチャー企業から176件の応募が集まった。プログラムに受け入れられた22のベンチャーは、7カ国と9つのハーバードスクールから集まっている。合わせると、Eコマース、教育技術、ファッション、食品・飲料、医療機器、公衆衛生、不動産など、10以上にもおよぶ業界でさまざまな製品系列やサービスに取り組んでいる。

「ハーバード・イノベーション・ラボがグローバルな同窓生アクセラレーターを立ち上げたのは今回が初めてで、ボストン以外にもプログラムを広げるという大きな戦略目標を達成しました」と、ハーバード・イノベーション・ラボの同窓生エンゲージメント担当ディレクターである Thara Pillai氏は述べ、「多様な視点を結集することは、コホートの学びを最適化するだけでなく、i-labを進化させ、ハーバードのエコシステムの一部であるグローバルコミュニティをより代表するものにすることにもつながるでしょう。」と続けている。

Launch Lab X GEOに受け入れられた22社のベンチャー企業についてはこちらhttps://innovationlabs.harvard.edu/about/news/harvard-innovation-labs-announces-22-alumni-led-ventures-in-2020-launch-lab-x-geo-cohort/

【原典】Harvard Innovation Labs announces alumni-led ventures(26 OCT 2020)

URL; https://news.harvard.edu/gazette/story/newsplus/harvard-innovation-labs-announces-alumni-led-ventures/

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