令和3年2月に行政書士法施行70周年を迎えます。それにあたり、一宮市・稲沢市をエリアとする愛知県行政書士会一宮支部様より、行政書士の活用事例等をまとめた動画制作をエリア内の本学と連携を図りながら制作ができればとご依頼を受けました。

学生たちは彦坂和里助教の指導の下、令和2年11月にシナリオや絵コンテを作成し、12・1月に撮影をした後、編集作業を進めてきました。支部長様の挨拶に始まり、遺産相続編・自動車登録編・建設業許可編・農地転用編・在留許可編、行政書士のクライアントへのインタビュー、エンドロールで構成される動画を、グループで分担し制作しました。初めて動画制作をする学生や経験が浅い学生もいるだけでなく、「行政書士のこともよく知らない。」「行政書士法施行70周年記念事業での上映を予定しており期限が迫っているものの、新型コロナウイルスの影響により自由に動くことができない。」「素人演者による演技。」等、様々な問題を抱え苦労することも多くありましたが、令和3年2月18日（木）に行政書士の方々にできあがった動画を確認していただきました。

「想像以上のクオリティだった。」、「さすが。」、「感動した。」、「BGMもほのぼのして良い。」、「テレビに流してもおかしくない。」と絶賛でした。また、行政書士業務に関する単語や文字の大きさの不統一など学生が気付かなかった細かな点もご指摘いただいたので、今後修正をし、完成させます。ただ、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が解除されていないため、初披露の場である記念事業は中止となってしまいました。式典での上映の機会がなくなってしまったことは大変残念ですが、支部ホームページやYouTubeへのアップロード、総会や相談会での上映等、さまざまな場面で活用いただけることになっています。

今回情報メディア学科学生に大変貴重な機会をいただきましたことに感謝いたします。学生制作の動画が多くの方々の目に触れ、更なる行政書士の存在認知向上に繋がれば幸いです。