日本メナード化粧品株式会社(愛知県名古屋市中区丸の内3-18-15、代表取締役社長:野々川 純一)は、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学(愛知県名古屋市不老町、総長:松尾 清一、以下「名古屋大学」)との共同研究によって、名古屋大学が品種改良した米からメナードの抽出技術によって抽出したエキス(コメエキスNU)に、肌のバリア機能を高め、肌荒れを防ぐ効果を発見したことを発表しました。
- 産学連携によるものづくり推進
メナードは、2013年に名古屋大学大学院医学系研究科に「名古屋大学 メナード協同研究講座」を開設し、名古屋大学が保有している多くの研究資源とメナードが培ってきたものづくりのノウハウを融合させることで、産学連携したものづくりを推進して参りました。
- 名古屋大学が品種改良した米からメナードの抽出技術によって抽出したコメエキス
日本では、古くから米ぬかや米のとぎ汁が美容に良いとされてきました。メナードではこの米の効果に着目し、今回、名古屋大学が品種改良した数多くの品種の米から厳選したものを用いて、独自の抽出技術によってエキスを抽出しました。このコメエキス(以下「コメエキスNU」)に、肌荒れを予防する効果を見出しました。
- コメエキスNUに肌のバリア機能を高め、肌荒れを防ぐ効果を確認
肌のバリア機能は、外界から細菌や刺激物などの異物が肌内部へ侵入することを防ぎ、また、うるおいを保つためにも重要です。今回開発した「コメエキスNU」には、この肌のバリア機能に関わるタンパク質であるフィラグリン*1とオクルディン*2の産生を高める効果があることが分かりました。さらに、コメエキスNUを配合したハンド美容液を1か月間使用したところ、手指の肌荒れを予防する効果があることが分かりました。
*1 フィラグリン 肌の保湿や角質層の形成に関わる重要なタンパク質の一種。
*2 オクルディン 表皮の細胞同士を強固につなぎ、外界からの異物侵入を防ぐ重要なタンパク質の一種。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000048666.html
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