『鹿児島テックプランター』において「最優秀賞」「鹿児島銀行賞」受賞
本学工学部電気工学科 田島教授は、九州で大量に発生する「焼酎かす」を用いた次世代の高性能電池を製作する技術を開発しています。
写真左:㈱BlueForce 代表取締役社長 川畑俊彦氏 写真右:電気工学科 田島大輔教授
その技術が実用化され、地域活性化を目指す鹿児島のベンチャー企業 株式会社 Blue Forceの
「焼酎粕を原料とした電池用電極に活用可能な活性炭の製造技術開発」が、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区)主催の「鹿児島テックプランター」において「最優秀賞」と「鹿児島銀行賞」を受賞しました。
田島研の卒業生で社員のルンワチラーチャットポンさん(中央)
これは、鹿児島県から次世代産業を創出しうる科学技術やビジネスシーズを発掘し、育てることを目的として開催されたもので、ロボティクス、モビリティ、IoT、バイオ、ヘルスケア、資源、エネルギーなど様々な領域の技術シーズの中から9件のファイナリストが選出され、最終選考にて見事最優秀賞を受賞しました。
株式会社Blue Force Blue
Forceでは田島研究室の特許技術を基にした「金属空気燃料電池」と「電気二重層キャパシタ」を組み合わせ、各メーカーで開発競争が進むリチウムイオン電池に代わる次世代電源ユニットを製造しています。
次世代電源デバイスに用いる焼酎かすは、鹿児島県内の酒造メーカーからご提供頂き、地域にある未利用資源から、環境にやさしいエネルギーを作り出していきます。
田島教授は、最高技術責任者(CTO)を務めています。
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