近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)と、創業大正13年(1924年)のフォントメーカー、株式会社モリサワ(大阪市浪速区)は、令和2年11月5日(木)、高い視認性と可読性を持つユニバーサルデザイン(UD)に対応したフォント「UDフォント」を活用し、「伝わる」プレゼン資料の制作方法を学ぶ産学連携コラボ授業をオンラインで実施する。
■本件のポイント
・社会人として必須である、プレゼン資料制作スキルアップのための産学連携授業を実施
・ビジネス文章から広告、書籍、デジタルコンテンツの制作まで幅広く利用されているフォントを提供するフォントメーカーの株式会社モリサワが、学生にフォントの選び方などをレクチャー
・学生はUDフォントを活用したプレゼン資料制作のノウハウを習得
■本件の内容
昨今の教育現場では、ビジネスコンテスト、地域連携プロジェクトなどに参加することが推奨され、学生が大勢の人を前にしてプレゼンテーションを行う機会が増えている。また、就職活動や社会人になってからの業務においてもプレゼン能力は必須スキルであり、それに伴い美しい資料を作成する能力も求められている。
今回実施する産学連携授業では、デザイン書体から可読性に優れたUDフォントまで数多くのフォントを提供し続けているフォントメーカーである株式会社モリサワの社員が講師となり、プレゼン資料作成におけるフォントの選び方を学生にレクチャーし、またレイアウトのコツなども伝授する。
UDフォントとは、ユニバーサルデザインをコンセプトにしたフォントで、一般の人はもちろん、お年寄りや障害者の方、外国人の方など皆が便利で使いやすいと思えるデザインとなっているのが特徴。学生は、「UDフォント」の意義や活用ノウハウを学ぶことで、単に美しいだけでなく細部にまでこだわった「伝わる」プレゼン資料の作成方法を学ぶ。
■産学連携授業の概要
日 時:令和2年11月5日(木)13:15~16:00
実施方法:Zoomを使用したオンライン授業
対 象:近畿大学経営学部学生 約100人
講 師:株式会社モリサワ社員
■講義内容
1 「伝わる」情報について
2 ユニバーサルデザインについて(社会的背景とデザインの工夫)
3 事前課題発表(学生の発表)
4 レイアウトのノウハウについて
5 事前課題のブラッシュアップ&講評
6 総評
■株式会社モリサワについて
世界に先駆けて「写真植字機」を発明して以来、一貫して「文字の未来」をみつめて研究・開発を続けているフォントメーカー。「文字を通じて社会に貢献する」を社是とし、日本語・多言語フォント1,500書体以上をどれでも好きなだけ使えるサブスクリプションサービス「MORISAWA PASSPORT」をはじめとしたさまざまな幅広い「文字」にまつわるソリューションを提供している。「文字文化フォーラム」や「タイプデザインコンペティション」など文字文化の発展に向けた活動にも精力的に取り組んでいる。
所在地 :大阪市浪速区敷津東2-6-25
代表者 :代表取締役社長 森澤 彰彦
資本金 :10,000万円
事業内容:・フォント事業…デジタルフォントの開発・販売・年間ライセンス契約、
クラウドフォントサービス、組込みフォントの提供
・ソフトウェア事業…組版用ソフトウェアなどの開発・販売
・ソリューション事業…DTPシステム、オンデマンド印刷機などの販売 他
創 業:大正13年(1924年)7月
設 立:昭和23年(1948年)12月