工学院大学、米粉麺を産学連携で開発  ~グルテンフリーの体にやさしい無添加食品~

 工学院大学(学長:佐藤 光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)の山田 昌治教授(先進工学部応用化学科)が、アルファ電子株式会社(代表取締役社長:樽川 久夫、所在地:福島県岩瀬郡)と米粉麺の「う米めん」(うまいめん)を開発した。小麦を使わないグルテンフリー麺で、高アミロース米を使用することで血糖値の上昇を抑える効果もある。体にやさしい無添加の商品で、小麦アレルギーの方や健康志向の女性も安心して楽しめる。

 「う米めん」(うまいめん)は、動物性原材料、化学調味料などを含まない体にやさしい無添加食品。グルテンの代わりにデンプンを添加することで、もっちりとした歯ごたえのある食感を実現した。「う米めん」は玄米太麺、玄米細麺、白米中太麺、白米細麺の計4種類があり、パスタ・エスニック・和食など食べ方によって使い分けが可能。ゆで時間は90秒~3分程度のため、時短調理が可能でアウトドアにも最適。「う米めん」通販サイト( http://umaimen.net/ )で販売している。

 今回の共同開発において、食品化学の専門家である山田教授は、試作条件の提案や試作品の分析を行った。食品を評価する分析装置で、食感・香り・粘度などを数値化し最適な材料の配合と製造プロセスを検証。科学的なアプローチで米粉麺の美味しさを追求した。

 家庭での炊飯をする機会が減り米食の消費が低迷する中、米粉由来の麺やパンに注目が集まっている。需要が落ち込む国産の米を使用することで食品ロスを削減し、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に貢献する。今後も共同研究を続け、持続可能な生産消費形態の実現を目指す。

参考:https://www.kogakuin.ac.jp/news/2020/102191.html

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