関電工と東京電機大学は14日、自然災害からの効率的な復旧作業に生かすため、レジリエンス(強靱性)向上に関する包括的産学連携協定を締結したと発表した。IoT(モノのインターネット)を活用した研究テーマを立案し、双方の知見を持ち寄りながら、共同でプロジェクトに取り組む。2021年度から3年間で進め、可能なものから社会実装を目指す。人材交流などでも協力を深めていく方針だ。
関電工が大学と多分野にわたる包括的な連携協定を結ぶのは今回が初めて。同日都内で開かれた調印式には、関電工の仲摩俊男社長と同大学の射場本忠彦学長が出席した。